コラム

Dには注意

今回は、某有名携帯キャリアの昔のキャッチコピーからです。

そのキャッチコピーとは

“Have a nice D”

日本人から見ると、

「どこが変なの?」

と思われるかもしれませんが、実はこのキャッチコピーをもしもそのまま海外に発信するのはなかなかリスキーです。


海外の人が見た場合の反応は?

このキャッチコピーは、

Dから始まるサービス名なので、日本人は何となく(本当になんとなく)

「have a nice day」

とかけて

「Dでよい一日を」

的なイメージで受け取るかと思います。

しかし、英語ネイティブの方から見たらイメージは一転します。

Dが問題

D:D と聞くと Dick(男性の大事なところ)

を連想してしまいます。

ですので

Have a nice D

はとても卑猥なイメージとなってしまいます。


国内向けと海外向けでキャッチコピーは大きく変わる

今回の例は、前述でもお伝えのように

「日本国内へのお客様へ届けるため」

のキャッチコピーですので、問題はありません。

ですがもしも海外展開や海外から来たお客様へ何かを伝えたい時には、やはり気を付けないといけない、というわかりやすい例でもあります。

ネイティブならすぐにわかる

Dと聞いただけで今回のような違和感を持つ方は日本人では少ないです。

しかしながら、ネイティブであれば、一瞬で分かる問題です。

Dr.キャッチコピーは、ネイティブによる意味の翻訳はもちろん

要望に応じてキャッチコピーを使う地域の人にヒアリングも行います。

ゆえに、このような問題を回避できます。


※注釈※

このコラムは、訳が間違っていると指摘するものではありません。

あくまで日常で見る英語を海外から見たときにどのような印象を与えるかを客観的に伝えるものです。

一切の誹謗中傷の意図はございませんが万が一、関連業者、出版及び原作者様などで不快を感じる際は、ご一報いただきますようお願い申し上げます。

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